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私の退職のエピソードとその注意点。円満退職のポイントとは?

薬剤師として何回か転職した私の退職エピソードと、身近にいる人の驚きの退職エピソードをお伝えします。
仕事の何が嫌で辞めたのか。退職するときにどんな引き止めやどんな感じになったのかなどを説明していきます。

また、円満退職のポイントも簡単に伝えていきます。

この記事を読めば、退職のエピソードや円満退職のポイントがわかると思います。

1社目 仕事がつらすぎて退職 社長に退職を話さなければならなくなった話

新卒で入った薬局でしたが、毎日のように残業があり、夜はクタクタになって寝るだけ。
勉強会も多い薬局だったので、本社の勉強会に参加して家に帰る途中でご飯を食べて帰ると夜中の24時を回っていました。
休日はずっと寝たままで気づいたら夕方とかそういう日々が続いていました。

また、不本意な異動や、あまり教育されていない時期もあったこと、さらにモチベーションの低下から同期とかなりの差がついてしまい、会社で居づらい状況となってしまいました。

仕事を辞める時にまずは所属部署の上司と思い、実質店長の副店長にお話ししました。


そしたらなんと、「僕じゃ判断できないから社長に聞いてみて」と言われる・・
小さい会社で気軽に社長と会えるけれども、さすがに直接言うのは・・・と思いました。

決死の覚悟で社長に伝えようとするが、他の人がいたり忙しくなかなか伝えられず。
ようやく伝えたところ、かなり激昂されました。
その1時間後、冷静になった社長からもう少しいてくれるかと相談され、3ヶ月伸ばすことにしました。

普段からの話から、同期には辞めたいという気持ちは言わなくても伝わってはいたが、一人抜けるとその分同期に負担やプレッシャーがかかるため、同期から「なぜ辞めるのか」を一応問いただされた。

いろいろありましたが、退職前までしっかりと働き、最後は一応送り出して頂きました。

新人で初めて辞めるので退職に関することをよく調べていました。
退職は2週間前から可能だが、3ヶ月前に言うのが礼儀なようです。

2社目 給与が安すぎて退職

Coin on wooden table in front of green bokeh background. coins a concept of investment and saving moneys.

病院薬剤師時代、とても楽しく仕事をしていましたが、
給与が安く、嫁から色々と言われてました。

退職の前に事務長と面談のたびに給与が・・と話してはみて、ある程度の理解は得られるが、そもそもの基準が低いため希望の状況にならず・・・

退職の理由としても、給与がということで給与が高い調剤薬局への転職ということにしました。
転職会社とはいろいろありましたが、無事転職先が決まり、転職先入社まで働くことにしました。
この時は有給は買い取りしていただいてお金で頂きました。

辞めるまでは真面目にしっかりと働いたので、最後は綺麗に送り出していただきました。

有給を買い取るというのは本来はよくない行為のようです。
ただし状況に応じてこちらが納得するのであれば多いにありなのではないでしょうか。
有給を買い取りもしてくれずにただ期限を切らしてしまう職場も多いと思います。
有給はお金と同様なのである程度は主張した方が良いと思います。

3社目 人がどんどん辞めていって辛くなって

そもそも休みが取りにくく、昼休みも満足に休めないような店舗でした。


薬局の昼休みなしにより加算が取りやすくなるからと、昼休みなしで開けていました。


病院から3番目くらいに遠い薬局なので、患者さんには都合よく昼休みに利用されることが多く、昼も取れずにトイレもなかなか行けずに大変でした。


人がどんどん辞めていく中で辞めることは本当に大変で、でも自分がここで残っていたらさらに人が辞めてやりづらくなると思い、辞めることを早めに伝えました。


エリアマネージャーが忙しくてあれこれ対応できなそうな時を狙って相談。退職の準備を進めることができました。
人がいない中で、「一抜けた」的に辞めていったので、結構周りの人からはあれこれ言われたけどしょうがない。
お世話になった人には挨拶をして、職場を後にしました。

保険薬局の加算の要件を取得するために、人材が少ないにもかかわらず無駄に開局している薬局は多いです。
大した売上にもならないのに夜遅くまでやっている薬局や昼休みなしの薬局、またそれほど来ないのに土日開けている薬局は無駄に職員が疲弊する環境となっています。

その他、驚きの退職エピソード

薬局運営の不備について厚生局に通報してから退職する人

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以前勤めていた職場で個別指導を受けることが多かったのですが、この原因を突き詰めていくと、退職のときにもめて厚生局に通報した人がいたとのことでした。

薬局に勤めているとあれこれ不備が見つかると思います。
大手の調剤薬局ではある程度しっかりしているので不備は少ないかもしれませんが、中小の薬局はあちこち不備がある場合もあります。

退職した後にかならず、「あの人が通報した」と疑われるので、あまり喜ばしくはないことですが、すごく会社にムカついた人は内部告発しているようです。
その会社では何回も個別指導がありました。

退職の引き止めで部長まででてきた

Young Vietnamese business lady conducting a meeting

大手調剤薬局は常に薬剤師不足です。
人が足りないのに出したい店舗は山程あったりします。

なので、退職の引き止めはかなり強いようです。

知り合いは、普段から意思の弱い方だったので、「これは引き止めればなんとかなる」と思われたようでした。
その結果、壮絶な引き止めを受けました。

ある日、意を決して、退職の意向を店長に話すと、「わかった」とだけ言われたそうです。

その数日後、突然エリアマネージャーの偉い人が店舗に来て、別室に連れて行かれ、根堀葉掘り聞かれ、しまいには給与や勤務体系の話まで出たそうです。

その数日後に、以前お世話になった人やエリアマネージャーの上の部長まで来て引き止めがあったようです。

しかし、肝心の勤務時間と給与に関しては転職先の条件まで引き上げられなかったようで、転職を決意したようです。

大手薬局に関してはそもそもの給与ベースが低く設定されていることもあるので、中小の薬局に転職する方が一般薬剤師でも大手の管理薬剤師並にもらえることもあります。

円満退職の秘訣ポイント

引き止め対策として行えること

3ヶ月以上前に上司に相談する

現在あなたが勤めている会社のことも考えて3ヶ月以上前に退職を言わなければなりません。
なぜなら、あなたが退職してその代わりを見つけなければならないし、その代わりの方が仕事を覚えるまでの期間があります。

なので、3ヶ月以上前に言う事が礼儀だし、円満退職するための秘訣の一つとなります。

もう少しいてほしいと言われた時はある程度のところまでは融通する

円満退職を考えているのであれば、ある程度現在の職場の意見などを取り入れていったほうが良いです。
ただし、新しい人が来るまでとかアバウトな約束はしないようにしてください。
必ず、何月何日に退職すると日にちは決めておいた方が良いです。
日にちを決めていないと、いいように融通されて、人が決まらないからと言って辞めるのを先延ばしにされることがあります。

・3ヶ月以上前に話しておくことで企業側に余裕ができる
・退職日はしっかりと決めておく

同期には相談しない方が良い場合もある

同期は同じ境遇で大変な思いをしている可能性もあります。
相談してあなたに同調してくれる場合もあれば、あなたを強力に引き止める一人となってしまうこともあります。
同期の性格などを考慮して相談するようにすると良いと思います。

結構人間自分が一番大事ですので、あなたが辞めることで何かしら干渉するような人には相談しない方が良いです。

・あなたが辞めることで何かしら影響を受ける同期には相談しない方が良いことが多い

転職先を決めるのが先か、退職を言うのが先か

転職先を決めてから退職を言った方がスムーズ

退職を優先するのであれば、転職先を先に決めてしまっていつから入社するかを決めたほうがスムーズです。
3ヶ月後に入社すると決めておいてから退職を話すパターンです。
次が決まっているのでこれ以上の引き止めは難しいと判断し、引き止められることが少なくなります。
転職先についてはすぐに来てくださいという案件ではなくて、3ヶ月くらい猶予持てるところにしておいて現在の職場で3ヶ月は働いてからにすると円満と言えるでしょう。

転職先を決めてから退職を言うことは強力な引き止め対策となり、スムーズに進む事が多い

転職先をこだわりたいなら退職を先に伝える

反対に転職先の条件をあれこれこだわりたいなら、退職を先に伝えます。

あなたの退職が確定している時点で転職活動を行った方が転職会社もかなり本気で転職活動を支援してくれます。
本当に良い条件が出る求人というのは、多くの場合「急募」です。
今にも来てほしいからとりあえず「割高な給与でいいから来てください」と条件を出します。
良い求人をしっかり獲得するためにはやはり退職の意向を伝えている方が良い転職案件をまわしてくれます。

退職が確定している状態で転職を始めた方が、転職会社が本気になって探してくれるのでいい案件が見つかりやすい

最後に、お世話になった人にお礼をすること

常識ですが、最後にお世話になった人には最後お礼に行きましょう。
薬局業界は狭いのでどこでまた会うかもしれないので、挨拶はしておきましょう。

おすすめの退職代行(なかなか辞めさせてくれない薬局用)

薬局によってはなかなかスムーズに退職させてもらえないところもあるかと思います。
そういう人は退職代行を頼ってもいいかと思います。
失礼にあたるとかあるかもしれませんが、ゴタゴタせずに精神面に負担をかけずに辞めることができます。

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一般の民間会社による退職代行は違法性があり、弁護士に依頼すると高額になりますが、【退職代行ガーディアン】は労働組合法に基づき、合法的かつ定額(24800円のみ)でサービスを提供しています。

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利用方法は簡単で、退職を希望する日を伝えるだけで、【退職代行ガーディアン】が代理交渉を行い、スムーズに退職手続きを進めてくれます。

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